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林 重衞

2020年に日本紙工は100周年を迎えました。
この100年は約30年単位で大きく3つに分けられます。

  1. 創立は1920(大正9)年。東京の日本橋にたばこの吸い口を作る会社として、同業3社の合併で始まりました。最初の30年余りは、関東大震災後の京都への本社移転(1926・大正15年)に始まり、名古屋・九州・大阪・台北に工場をつくる、発展の時代となりました。戦争や時代の流れとともに創業当時とは異なり、印刷関連への転換を進めてきました。
  2. 戦後、日本紙工の次の30年が始まります。名古屋・京都では、大蔵省専売局の下請け工場として、たばこのソフトパッケージの製造を中心に印刷・加工の仕事を展開していきました。福岡では、占領下の沖縄を含む九州以南で各種のパッケージ生産をしていました。
  3. そして昭和末期から現在へと続く30年。たばこ産業の民営化(1985・昭和60年)と包装材料の仕様変更に伴い、当社でのソフトパッケージの生産が大きく減退。その変化の中、パッケージ生産を主力に、今日に至っています。

特に、近年では設備のデジタル化、少量多品種生産の自動化へと新たな挑戦を続けています。この長い年月、挑戦と変革を続けることができたのは、当社を信頼してくださる多くのお客様の支えと、そのお客様と時代のニーズに耳を傾けながら考えを巡らし、提案を続けてきた社員一人ひとりの努力があったからに他なりません。

現在日本紙工には多くの能力をもった社員が集まり、チームを組むことで受注から企画・デザイン生産までを一貫して行う体制が出来上がっています。このチームワークを強化しながら、今後さらにニーズが高まると予想される製造工程の自動化、多様化に対応すべく、社員がそれぞれに得意とする職能を発揮し、考える機会と提案の場をつくり続けていくこと。 さらには歴史が育んだ職人的技術や経験を活かし、さらに安全で確実な生産体制と品質管理を実現してくこと。これこそが私の務めであり、これからもお客様と共に当社が成長を続け、変容し続ける業界の中で当社が存在感を増し、生き抜くための道であると考えています。

一世紀を経て、なおも成長を遂げていくために。パッケージや印刷にとどまらず、社是である「社会の要請に応え、社業を発展させ、文化と産業の発展に寄与する」ためのサービスを常に考え、お客様と手を携えていくために。私たちの挑戦はこれからも続いてゆきます。

代表取締役社長  林 重衞

パッケージのサンプル作成、品質向上、コストダウンなど、
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